先日、ある方から「配偶者が亡くなった後の手続きや相続税について相談したい」とご連絡をいただきました。
悲しみに暮れる間もなく、健康保険や年金の手続き、公共料金やスマホ、クレジットカードの解約、遺産分割協議、名義変更など、膨大な手続きが待ち受けています。この方は仲の良い親子関係だったため、手続きもスムーズに進みました。しかし、すべての家庭がそうとは限りません。
「相続」が「争続」になるケースは珍しくなく、実際に家庭裁判所への遺産分割調停の申し立ては年間1万件を超えています。
前職でも、こんな相談を多く受けました。
・「親子関係が悪く、遺産分割で揉めそうだ」
・「子どもの配偶者との折り合いが悪く、今後の相続が不安」
・「内縁関係だけれど、相続はどうなるのか知りたい」
相続に不安があるなら、最初の一歩としてエンディングノートを活用するのも一つの方法です。これまでの人生を振り返り、これからの生き方を考えるきっかけにもなります。
いつまでも家族が仲良くいられるように、今できる準備を始めてみませんか